こんにちは、次男が卒園式を迎え、時の移ろいを感じるカキコです。さて今回はお客様からのご紹介の現場だったのですが、親方史上でも1、2を争う難しさの現場でした。
何が難しいかと言うと、対象の木が高さのある枯れ木であると言うこと。
枯れ木はちょっとした衝撃で倒れてしまう可能性があるため、ほんの少しのミスで、人や車、家屋等に損害を与えてしまう可能性があります。
今回作業した木は、元はおそらくコウヤマキかと思われますが、
別のツル植物(おそらくアイビーだと思われます)に侵食され、
いつのまにか枯れてしまった模様。
親方は高木に直接登って剪定や伐採をすることを得意としているのですが、
枯れ木の場合は軸が不安定なので登ることができません。
木登りが封印されて、脚立で外側から戦います。
事前に枯れ木が道路側に絶対に倒れないよう、
家側からワイヤーロープで引き込みもしもの対策は万全です。
そして18段の脚立を使って、目一杯手を伸ばしながら切っていきます。
この現場のもう一つの難点が、交通量がとても多いということ。
実は駅や市役所に近い幹線道路のすぐ脇のお家なのです。
電線に近く、かつ人通り、車通りが多いので、切った後、闇雲に枝を落とすことができません。
そのため、信号を見て車が途切れる一瞬のタイミングで切る必要があります。
けれどもこの枯れ木にはツルが縦横無尽に木に巻きついているため、
ここで切る!という一塊を見つけにくそう・・・。
流石の親方も緊張の糸が張り詰めております。
余談ですが、実はこの時カキコは下で脚立の支えをしていたのですが、
親方から「絶対動くな」と言われていたに関わらず、
歩道に落ちた枝をうっかり取りに行ってしまったので、
親方は頂上でかなり肝を冷やしていたそうです(ゴメンなさいでした・・・🙏)
高い箇所を切り終えた後は、幹を伐採していきます。ここまで来たらもう安心。
全て切り終えた現場はこんな感じ。
ずいぶん見通しがよくなりましたね。
けれど、実はこの伐採、これからやってくる更なる難題の、ほんの序章に過ぎなかったのです…。
詳細は次回の記事にて。
ということで、枯れ木にお困りの方はぜひ弊社までお問い合わせください
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