こんにちは、カキコです。
先日公開したブログの難易度SS級現場、ほんの序章と申しましたが、もしかしたらお気づきの方もいたかもしれません。
そう、実は本命は、写真にチラッと写っていた、あの超巨大な松の木だったのです。

道路に伸びた枝から葉や実が落ちたら危害を加えてしまうかもしれないので
なんとかして欲しいと言うことで、高木剪定を得意とする親方のもとにSOSが届きました。

今回のケースでは松の枝の先端が幹線道路上まで飛び出しているため、たとえ対策を取ったとしても、切った衝撃で枯れ枝や実が真下に落下し、人や車に接触してしまう危険性が高いのです。

ということで、今回は助っ人として親方よりも更に高所が得意な空師(高木伐採を得意とする人)の「人と樹〜ひととき〜」さんに協力を仰ぎ、親方は現場の総監督を務めました。

切った枝はロープで安全な箇所に引き込んでいきます
写真には写っていませんが、下では親方と、もう一人の協力者、小松造園さんの2人がかりで大王松に張ったロープを引いています。

親方がハンドウインチでロープを巻いて、小松さんがタグラインを取り、2人で枝や幹が暴れないように抑えます。
こうすることで、万が一家屋や道路にはみ出してしまった場合、被害が最小限で済むようにしているのです。
一方で、上で木を切る職人さんは、枝が落ちる軌道も計算しながらロープをつけなくてはなりません。

複数の職人が連携して動く現場では、誰か一人でも加減を見誤ると一瞬で大事故になってしまいます。
それぞれが、自分が相手の立場だったら次にどうして欲しいか、お互いのことを考えながら行動し、自分のやるべき仕事の責務を全うしています。
まさに職人魂ですね。

3人で約1日半かけて事故もなく無事に完了。

道路にはみ出していた枝が全て取り払われ、歩行者や車に当たる危険がなくなりましたね。
ということで、伸び過ぎた庭木にお困りの方はぜひ一度弊社までお問い合わせください
あなたの困ったを解決するお手伝いができれば嬉しいです。

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