昨年、2021年3月に作業した伐採工事の作業動画を遂に編集完成いたしました!!
記事をアップグレードしましたのでそちらもよろしくお願いします。
クレーン伐採(準備編)

この動画はちょっと自慢になっていますが、動画をつくる趣旨は若い人に職人になってほしいということです。
作業風景を写真だけでなく、動画を合わせることで面白さを伝えることがきっと私の仕事なのだとおもいます。
体と頭をフル回転して1点ものをつくる喜び、感謝される有難さを伝えたいです。

一昨年の夏に白黒写真をカラー加工にした本に出会いました。
「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」 (光文社新書) 新書 – 2020/7/15
父親に白黒写真をカラーにするとすごく現実感が増す話をしたところ「そうか?」と返ってくるだけでした。
そう、60.70代父たちの世代は白黒は当たり前でした。脳に白黒をカラーに変換する回路があるのです。

恐ろしいことですが、動画になれた若者は、写真やテキストでは現実感が保管できないのでは?という仮説がたってしまいました。
身の周り、実家と学校、メディアに映るもの以外は想像できないのではないか?回路がないのではないか?
今まさに職人の英知は、ただただロボットやAIに置き換えてゆくだけで良いのか?

置き換えできないものは忘れるだけないのか?忘れて欲しくない!
手を動かし、頭を使い、困っていることを解決することを生業とする職人は細やかな気配りでひとを幸せにし自分も幸せになる職業です。
人がAIにあわせるのではなく、もっと人が中心になってというときに、職人いい仕事だと思います。
そのことを、若者へ伝える手段は、動画なのだと思います。
製作には時間がかかりますのでボチボチ作る事にはなりますが、若者が面白がれるものが作れたらと思います。