信州緑地さんから公園の枯木の伐採の依頼がありました。
切る部分だけを1日お手伝いさせていただきました。
全部で3本、直径70~100cm 15~20mくらいでした。

下に壊してはダメなものがある様なハイリスクの伐採を無傷で安全に処理するためには、何より事前の打合せが大切です。
クレーンを上手に据える事、電線の防護管、警備員の配置、近隣への周知など基本的な事がまず大切です。
その上で伐採の技術の話になります。

上の写真は段どりの都合、当日搬出が出来ないという話だったので、切ったものを何処へ集積するか打ち合わせ中です。
作業場の不明になっている部分をあらいだし全員が共有できるようにしておきます。
分からないを放置することが、危険を誘い込みます。


伐採の道具というと、チェーンソーは枝・幹・根でそれぞれ使い分けています。
ms241は樹上へ持っていっても取り回しが利くので重宝しています。
チェーンソーオイルはスチールの生分解性オイルを使っています。

次に落下防止に関してはヘルメットと安全帯になります。
安全帯はシットハーネスとチェストハーネスを組み合わせたフルハーネス使用にしてあります。
幹に巻き付けるランヤードは2丁掛けできるようにしてあります。
ランヤードは必ず2本掛け、間違って切ってしまっても大丈夫な様にしておきます。

ほかに小道具としては楔が役に立ちます。
楔は挟まれ防止で、根切や玉切りで使います。
また、写真には有りませんが吊ワイヤーはこちらで準備した12mmで2本掛けで使用しています。

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