こんにちは、カキコです。
さて、親方の下で修行を始めてから約半年経った見習い庭師のノスケさん。
最初は片付けのお手子からスタートし、刈り込み、剪定を覚え。今では木登りまでこなしています
今日はそんな彼に、「木に登れるようになって実際どう?」というのを深掘りしてみたいと思います
ということでノスケさん。
実際に木に登るようになってからの感想をちょっと聞きたいのですが
そうですね。木登り自体はもともと好きなので、基本的に楽しいです!
それは何よりです(^^)
下で片付けのお手子をしていると、
上の人に対して「もっとこうやってほしい」と思うことは少なくありません。
例えば「もっと細かくして落としてー!」とか
「もうちょっと拾いやすいところに落としてー!」とか。
でも同じように、木の上で作業している人にもその人なりの段取りがありますよね
下にいる時と上にいる時で変わったことはありますか?
どの枝から下ろすか。どんな順番でこなしていくか。
上では頭を使うことがいっぱいです!
何段階も先の段取りを考えないといけないような太い枝の落とし方や、
根元まで完全に伐採するような場合には、この後幹をどう切ろうかなと考えたり。
最初に木を見た時からどう効率的に動くか頭をフル回転させながら登っているそうです。
枝を切っている時は物理の問題を解いている気分です。すごく難しい・・・
もちろん、自分の仕事だけではなく下にいる人のことも考えなくてはいけません。
お手子が運びやすい大きさや片付けやすい方向など。
親方はサクサクこなしていましたが、実は結構難しいことをしていたんだなと、木に登って初めて気づきました
高い木であればあるほど登って降りてが大変なので念入りな準備が必要です。それを分かった上で準備もするが、作業のことを考えすぎるあまりうっかり忘れ物をしてしまうこともしばしば。
私はビビリなので未だに木登りができないんだけど、
木の上にいる時ってどんな感覚なんですか?
風が強い時に登っていた時は船に揺られているような感じでした。
楽しい反面、やっぱり危険と隣り合わせなので緊張します。
無事に降りてきた時は本当にホッとします
そりゃそうだ。周りがみんな人間離れした人ばっかりだったからちょっと私も麻痺してたけど、本来それが普通ですよね
親方。人と樹〜ひととき〜さん、ガーデンワークス安曇野さん。ブログにもよく登場するこの3人はカキコ的木登り三傑。
親方を筆頭にみんな木登りのスキルが高く、どんなに難しい現場、どれだけ高い木であったとしても、涼しい顔して木の上の作業をこなしています。
どの枝を残す、切るかの判断。ロープで釣れるギリギリの太さの見極め。落とす方向。とにかく迷っている時間がとても短いのです。
木登りのポイントはランヤード(腰に巻く安全帯の一種)をいかに使いこなすかです。命綱を3番目の手として扱うことができれば、作業できる範囲が広がるため、結果的に仕上がりの精度が上がります
親方曰く、自分や、他の木登りが得意な職人さん達は「作業が第一」として考えているとのこと。
ノスケさんはまだ木の上で「安全第一」を考えているけど、
三傑レベルになると、安全は考えなくても当たり前に出来るようになるそうです。
刃物が命綱を切ってしまっても自分が落ちないように最初に予備のランヤードをもう一本張る。
作業中にうっかり切ってしまわないように導線の近くにはランヤードを張らない などなど。
自分が落ちないという確証が持てれば、
そちらに意識を取られることなく、目の前の作業に全力で集中できるとのこと。
うちの現場は高木が多いから、回数をこなしていくうちに高さに慣れたというのもあるかもしれませんね
ノスケさんも近い将来、親方のように高木を楽しんで登るようになるんだろうなーと思います。
その日が来るのが楽しみですね(^^)
ということで、庭木が大きくなりすぎて困っている方。
高所作業が得意な親方の元で木登り(ツリークライミング)を学んでみたい方。
ぜひ一度、弊社までお問い合わせください♪
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