「植物の名前を覚えられるか不安」というお気持ち、とてもよくわかります。植物は本当にたくさんの種類があり、すべてを一度に覚えるのは不可能に思えるかもしれませんね。


名前を知る事は植物に気に入られる事の第一歩

当社では、お客様である植物を理解することから仕事が始まります。なぜなら、彼ら(植物)に気に入られることが、庭師としての成功への一番の近道だからです。そして、その理解の第一歩が「名前を知る」ことです。しかし、闇雲な暗記は意味がありません。

私たちが大切にしているのは、植物をただの「緑の塊」として捉えるのではなく、その個性や構造(根・幹・枝・葉)に目を向けること。どこに注目すればその植物の個性が見えてくるのか、自分なりの「認知の回路」(植物理解)を築くことが最初のステップです。たとえば、葉に触れてみて「トゲトゲしているな」と感じたら、それはヒイラギかもしれませんし、「ツルツルしているな」と感じたら、ツバキかもしれません。このように、自分の五感を使って植物と向き合い、その特徴を自分なりの言葉(オノマトペで十分です)で表現できるようになること。これが、名前を覚えるための最も効果的な方法です。


観察から自分の言葉で世界を再定義する

この方法は、単に植物の名前を覚えるだけでなく、あなたの好奇心と探究心を育むトレーニングでもあります。植物の特徴を自分の言葉で捉え、名付け、その生命に触れる手法は、あなたの観察眼を養います。庭師の仕事では、「この枝は切っても大丈夫か」といった心理的な不安がつきまといます。その不安を乗り越え、自信を持ってハサミを入れるためには、表面的な知識だけでなく、深い探究心と観察眼が不可欠なのです。

一ヶ月この方法を試してみてください。きっと、あなたの世界はこれまでとは全く違う、生き生きとしたものに見えてくるはずです。私たちは、そんな探究心を持ったあなたと一緒に働ける日を楽しみにしています。

弊社は現在正社員を募集しております。お願いする仕事はメインの松の剪定や現場指揮となります。メインを張るような剪定のチャンスを求めている方、独立をお考えの方は問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。LINEからも可能です。(未経験・経験年数が1年未満の方はアルバイトからになります。アルバイトで経験を積み正社員を目指して下さい)