こんにちは。見習い庭師ノスケです。今回は私が実際にやってみて庭師の仕事がどういうものだったのか。始める前のイメージと今を比べてお伝えしたいと思います。
庭師ってどんな仕事なのか、少しでも興味のある方のお役に立てると幸いです。

この仕事に就くまで、私の中で庭師のイメージはあまりはっきりと持ってはいませんでした。木々の手入れをする人たち。ハッピを羽織る職人さん。古くからある伝統的な仕事等、断片的なイメージがいくつかあるだけでした。

いざ仕事についてみると、開始数日で日常風景の見え方はガラッと一変します。

まずは散歩が変わりました。
近所を歩いていて、「あの木は活き活きしている」とか「この木はあまり元気がなさそうだな」と、通りすがりにある木を前のめりに見るようになりました

そうしてじっくり観察していくうちに、今度は乱れた木を見ると自分で剪定したくてうずうずしてくるのです

それは庭木を覚えることや、さまざまなお宅のお庭に入らせて頂いて、庭という場所が自分にとって身近になったことから訪れた変化だったのだと思います。

剪定を覚えるのが楽しい!


思い返せば自分にとって庭というものは関わりの薄いものだったことに気づきます。

今までの自分の暮らしに庭らしい庭というものはあまりなく、庭の体験は乏しいものでした。
庭は個人空間で、自分の家になければ意外と庭について知らないものです。そう思うと、庭って人によっては身近なものですが、人によっては縁が薄いものです。

ネイチャーガイドの自分にとって馴染みある木の姿とは、森に自生しているものです。彼らは放っておいても育っています。庭に入って一番に湧き上がってきた疑問は「なぜ人がここまで木に手をかける必要があるのか?」ということでした。とても根本的な問題です。

そんな疑問は親方に質問することや、庭を観察することで見えてきました。
親方は”木と人の間に立つ”という言葉をよく使われていますが、これが真髄をついているように思います。その言葉がぼんやりしていた庭師という仕事のイメージをクリアにする助けになりました。

庭に生えている木々には人の思いや意図がこもっています。そしてそれぞれ役割や機能を担っています。同じ木といえど、自分が知っている森に生えている野生の木々と庭木には、そこに決定的な違いがありました。

ということで私は現在、現場に同行して「庭とお近づきになる」という初歩的なステップから、一人前の庭師になるための道を歩み始めています。

以前の私と同じく、「庭師ってどういう仕事なんだろう?」と疑問に感じている方は、

ぜひ一度弊社の仕事を体験してみてください!お問い合わせはこちらから

#庭師 #見習い #剪定 #伐採 #塩尻市 #松本市 #見積もり無料 #修行中