ご無沙汰しています。親方です。

今日は弊社の社員、ノスケさんからの質問について応えていこうと思います。

ノスケ

親方は何ができるようになったら1人前って思いますか?
1人前って何でしょうか?

簡単に云うと

親方

当人の覚悟さえあれば
何もできなくても、今日から1人前と名乗るがよしです。

これではとんちになってしまうので、私の考える1人前って何だろうと書き出してみますね。

私は、お客さんの要望を汲む事ができ責任を持って仕事完遂するのが1人前と云えると考えます。

そうなると、普通は個人の技術武装、知識武装するから・・・○年修行してなのだけど
実は、話を聞くところに注力し、責任を引受れば、作業は外注使うってものアリと考えています。

要するに、話が聞けて、責任もって最後までやり切るってことです。

お客さんの要望を正確に聞き出すには、お客さんと木に対して責任を持たないといけません。
多くの人は、責任取りたくないので、まず、話を聞こうという態度を示しません。
結果、作業だけして、仕上がりがオーダーしたもののとまるっきり違ったものが出来上がります。

これなんか違うって言われた仕事にお金貰えますか?
違うっていわれ続けて、続けられますか?って事になります。

実は、前半の話が聞けるって方が重要なのです。
人間だれしも自分大好き、自分の話だけ聞いて欲しい。
全ての宗教も哲学も他者を認め他者を理解しろと説くためにあるぐらいです。

だから、自分が大好きを抑えて、人の話を聞くのはそもそも難しい事なのです。

さて、あなたは話をきくと決めました。
人の話を聞く時あなたはどんな顔してますか?
難しい顔して聞いていませんか?
ニコニコ笑顔で聞いていますか?

会社員は社長や上司をお客さんに見立てて話を聞けていますか?
親や兄弟に接するような態度で話を聞いていませんか?

完璧に出来なくとも、少しずつから始めましょう。
社長や上司はその変化をつぶさに見ています。

零細企業の成長は人の成長に掛かっている。
全ての経営者は、社員の成長を願い、社員が1人前に成る事を切に想っています。