こんにちは、見習い庭師のノスケです。新年あけましておめでとうございます。
2024年はどのような年になるのでしょうか。私は早く一人前の庭師になれるよう、今年もたくさん経験を積んでますます精進したいと息巻いております

さて、今回の記事では、とある一人の職人さんを取り上げて、自分が目標とする一人前の庭師の姿がどんなものなのかということを書いてみたいと思います。

その人は30歳にして庭師歴15年という異例の経歴の持ち主、ガーデンワークス安曇野の西室さんです。西室さんは私が入社してから、特にご一緒することの多い職人さんです。

思い返すと始めて間もない時では、正直先輩たちのすごさというのは理解出来ていませんでした。
なにしろ先輩職人さんが何をしているのかさえ、素人では理解ができないものなのです。

ですが実際に自分で同じ作業をやってみると、それを平然とこなしている先輩に対しての畏敬の念がたちまち湧いてきます。何しろスピードも仕上がりも段違いなのですから。

私が側から見ていて西室さんをすごいと思うポイントは主に3つあります。

その①:超人的な体力

庭の仕事では集中力、体力を要します。刈り込み剪定ではミリ単位で線を合わせて刈り込む必要があったり、高所や斜面での作業は常に体幹を使い緊張があります。

そんな作業に没頭していると、午後の早い時間からクタクタになってしまうのですが、西室さんに限らず、先輩職人の方たちは殆どそんな様子を感じさせません。

それでも、20mを超える木に登っての伐採を2本以上されて、また丸太をヒョイっと担いだりと超肉体労働を終えてもなお平気な顔をされている時には、さすがに本当に同じ人間なのか信じ難くなります。西室さんには超人的なところが少しあります。

その②:道具の扱い
西室さんは道具のメンテナンスについてよく私に教えてくれるのですが、ご自身の道具を大切にされていることが随所から感じられます。「道具を身体の延長と認識すること」と親方が教えてくだったのですが、話を聞いていると確かに道具を自分の身体の一部のように扱われているように思えます。

例えば、庭師はよく手箒という柄のついていないホウキを使います。私は全く気づかなかったのですが、親方曰く、西室さんは複数の手箒を持っていて、現場に合わせて持ってくるものを変えています。その手箒も、既製品を自分の使い易いようにアレンジされているそうです。

自分の身体に合ったものがなければ作り替える。でもそれにはそもそも自分に合った道具がどんなものなのかを見つけ出すという前提が必要です。

ノスケ

作業中にノコギリや鋏が刃こぼれした時のちょっとした違和感もすぐに気づいているようです。これも手の爪が割れた時の感覚みたいにの身体感覚として伝わってくるのでしょうかね

その③:作業スピードと判断力

西室さんは作業の何もかもが圧倒的に速いです。実際に横に並んで作業をしてみると、私が1本の木に向き合っている間に、西室さんは次々と剪定を完成させて木を移っていきます。

ノスケ

ふー、なんとか出来た。…って、西室さんもうあんなところにいる!?!?

という具合に。最初は横で作業をしていたにも関わらず、西室さんはあっという間に視界の端へと消えてしまい、とても悔しい思いをしました。

植物の剪定を知れば知るほど、どの枝を切るのか悩んでしまうことが多々あります。迷いなく鋏を入れている西室さんの姿を目にすると、どんな風に木を見ているのだろうかと想像が膨らみます。

西室さん

独立してからはゆっくりやってると赤字になるからね。赤字はつらいよね・・・。

おそらく自分とは異なった見え方で木を見ていることは確かなのですが、自分とはとんでもなくかけ離れた認識をしているのではないかと思えます。そのくらい、迷いなく枝をはさんで、あっという間に形にしていきます。

その迷いの無さは、剪定に限らず作業中のどんな所作においても感じられます。木に対して脚立を立てる時。掃除用のシートの敷き方。掃除の進め方。時には豪快と言ってもいい位です。やっぱりこれは長年の経験や、繰り返し踏んだ場数から生まれてくる自信なのでしょうか。

親方

もちろんそれもあるけど、失敗しにくい攻め方をしているよ。

ノスケ

どういうことですか?

親方

見切りの速さは失敗と常に天秤をかけることになるよね。みんなリスクを負って良いところとダメなところの見極めて剪定しているよ。あと、お客さんに合わせてクオリティーを調整しながら、逆算で歩留まりよくおさめてくれるよ

カキコ

西室さん含め、私は毎回手伝いに来る協力業者さんたちの視野の広さに驚かされる。段取りがとにかく早くて休憩や片付けまでに宣言通りの場所をきっちり仕上げてくるんだよ

親方

そうだね。休憩までにある程度形にして微調整ができるようにし、全体のバランスから外れないようにしているね。まぁ、うちに来てくれる協力業者さんたちは常に現場全体を踏まえて考えてくれているよ。

ノスケ

…お見それしました

西室さんは超人的なところがあり、雲の上の存在に思えることもありますが、私が目標として追いかけている背中です。庭師歴15年のベテランの見習うべき先輩が身近にいることはすごくありがたいことです。この置かれた環境を存分に生かして可能な限り、日々観察し、どんどん真似をしていこうと思います。

親方

ノスケさんは迷っている時間を減らしましょう。何より手が止まっている時間が長すぎるかなぁ。

ノスケ

はい・・・頑張ります


ということでみなさん、今年も1年、どうぞよろしくお願いします!何かお困りごとがありましたら、ぜひ一度弊社までお問い合わせください!

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