庭師はお盆前の繁忙期の大わらわですが世の中は連休ですので、子どもたちも連休。
保育園もお休みということで、映画館へ行ってきました。
一番下の2歳に合わせてアンパンマンです。とても楽しめました。
最も良かったのは、窮地に陥ったアンパンマンを助けるために、今映画の主人公は身近な大人に助けを求めるという点です。
主人公の描写が、乗れないタイプ、つまり、見ている子どもに非常に近い存在として描かれ、何やってもうまくいかないように描かれています。
特別な主人公が特別な力をもって活躍するのではなく、何も持っていないものはどう対処するのか?
身近な大人に助けを求めて、みんなで協力してヒーローを助け、解決する。
とても、良い距離感だと思いました。
スーパーヒーローのアンパンマンと自分との距離感、それがとても今っぽく丁寧
痛いなと感じたのは、大人は皆バイキンマンに一度凍らされてしまっていて事態に対処出来ていなかったという点。
これは、資本主義に躍らされて今起きている気候変動に全く対処できていない大人たちのメタファーにも見え・・・痛い。
あと、戦闘シーンがチョッと長くて、もう少し丁寧に主人公の生活や大人との関わりが描かれたらなお良いのですが・・・。
お盆まであと少し、お待たせしているお客様、何とか剪定に入りますのでもう少しお待ちください。
暑さに皆さまご自愛ください。