最近、木に対する眼差しがマジ過ぎるとある占い師から言われました。
木のディティール(細部)をみてゆくと、あれだけたくさんの葉があるのにどうして2つとして同じものがないのでしょう・・・。
執拗なまでに、1つ1つ違う。

違いが分かると、詰むべき一手も違ってきます。
このディティールを見つめる目こそが庭師であるということだと最近思います。

剪定の仕方を教えてくださいお客様にいわれると、道具ではなく目を養うことが大切ですよという話をします。
そうすると、欲しかった答えではないという顔をされてしまいます。
でも、一枝見定めて切る(剪定)ことの積み重ね、膨大なディティールの積み重ねなのです。

若者の歌に『退屈な毎日』とかいう歌詞があります。
今日は昨日と同じではない。
ディティールを見ていけば、驚くほど毎日は違い、新鮮であります。

日常ってなんて力強いのでしょう。

毎年ご依頼いただくお客様にはヤキモキさせてしまいますが、必ず剪定にうかがいます。
今しばらくお待ちください。

また、アルバイト・働きたい方、庭師をやってみたいという方、インターンを募集しています。
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